
覚えておきたいゴルフルール 1
- 2020/05/18
皆様こんにちは。
kinogolfの賀光(かこう)です。
自粛期間ももう少しですね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
さてこれから数回に分けて
ゴルフを再開する時までに覚えておきたい基本的なゴルフルールをご紹介していきます。
ゴルフは審判がいないスポーツと呼ばれ、各プレーヤーがルールを理解して、自分自身が審判になることを求められます。
初心者でこれからラウンドを経験していくという方、ゴルフ歴は長いけどルールについてあまり知らないという方は是非ご参考にしてください。
また、シンガポールで行われる大学対抗戦など、実際に競技ゴルフに参加しているけど、今さら聞けないという方も是非この機会に改めて勉強しましょう。
第1回目はルースインペディメント(loose impediment)についてです。
ゴルフのルールには、ボールとコースはあるがままに、プレーするという原則があります。
しかし同時に救済を受けることも認められています。
その中でもプレーを妨げる人工物(距離を表示する杭や看板など)やルースインペディメントは無罰で取り除くことができます。
そのためルースインペディメントをしっかりと認識しておく必要があります。
では、一体ルースインペディメントとは何でしょうか?
ルースインペディメントとは草、葉っぱ、枝、石など自然のもの中で、生長していない、固定されていないものを指し、虫なども含まれます。
刈り取られた芝生、落ち葉や折れた枝はルースインペディメントに該当します。
問題は、木に付いている葉っぱや枝、根っこはルースインペディメントではないという点です。
故意にそれらを取り除くことはもちろん、素振りの時にうっかりクラブが当たったことにより葉っぱが落ちてしまうと、二打のペナルティーとなりますのでご注意ください。
また落ち葉などのルースインペディメントであっても、取り除く時にボールが動いてしまうと一打罰となりますので、慎重に取り除きましょう。ボールが動いてしまいそうな場合は、そのままショットします。
そして2019年のルール変更により、
バンカー内とペナルティーエリア内でもルースインペディメントを取り除くことが可能になりました。この点も是非覚えておきましょう。
では、最後にまとめ。
ポイント1
ルースインペディメントは無罰で取り除くことができる
ポイント2
ルースインペディメントを取り除くときに、ボールが動いてしまうと一打罰
ポイント3
ルースインペディメント以外の自然物は取り除くと二打罰
ポイント4
ルール変更によりバンカー内でも小石や落ち葉などを取り除くことができるようになった