アジアの中心でスパイスに親しもう!

こんにちは。鰻家一の字の赤羽根です。
国境、なかなかオープンしませんね。土地柄、シンガポールからアジア各国を旅したいと思いながら、来星3年目の今年はシンガポールにぞっこんでした。今はコロナウイルスの終息を願いつつ、毎日鰻を焼いています。
 
シンガポールの街を少し歩くと、ここでは多くの国の人たちが働いているのがわかります。今でこそ当たり前ですが、僕もシンガポールに来る前は、タイ人やマレーシア人と働いたことはありませんでした。一の字も、多国籍なスタッフに恵まれています。
国が違えば当然食文化も違います。みんなで食べるお昼のまかないは、それぞれの国の料理がよく登場します。スパイスやカレーが好きな僕にとっては、もう本当に最高です。飲食店の醍醐味の一つかもしれませんね。
その時に驚かされるのが、自分の国で使われるスパイスや調味料の効能をスタッフ一人一人がよく知っているのです。風邪っぽい時はこれを食べなさいとか、お腹が痛い時はこれを食べたらダメ等々、嬉しそうに説明してくれます。
 
つい先日、マレーシア人のキッチンスタッフが、地元でお母さんに教わったとマレーシア料理を作ってくれました。その時作ってくれた唐辛子のペーストが本当に万能なのです。炒め物によし、スープに少し入れてもよし、この国でもよく耳にするサンバルというペーストです。
唐辛子には発汗作用があり、アンチエイジングや身体を元気にする作用がありますが、お腹の弱い方は食べ過ぎ注意。食べ過ぎるとお腹を壊してしまうので、ゴルフの前日は気をつけましょう。ちなみに、唐辛子や胡椒などの辛味成分は味覚ではなく、生理学では痛覚として扱われます。そう聞くと、お腹を壊してしまうのも、納得ですね。
 
特製サンバルの作り方
★材料 ・乾燥唐辛子 100グラム
   ・シャロット 4個
   ・生姜  30グラム
・ナッツ 適量
・塩 適量
・砂糖 適量
★作り方
1、塩と砂糖以外の材料をミキサーにかけ、ペーストにする(ミキサーがうまく回らない時は少量の水を加えてください)。
2、少量の油をひき、1を火にかけて塩と砂糖で味を整える。
3、10分ほど火にかけます。
4、よく冷ましてからタッパーなどに移して完成です。
冷凍庫で保管できるので、野菜炒めなどを作る時に少量加えてみてくだい。さらに、ローカルの乾燥エビを加えると一気にお店の味になりますよ。
 
 
日本にも、味噌汁や納豆など身体にいい料理はたくさんあります。シンガポール人も味噌汁は大好きですが納豆はあまり好みません。
それぞれの国のそれぞれの味を楽しめるシンガポール。ぜひ、和食ばかりではなく、アジアン料理も楽しんで見てくださいね。