
ゴルフルール5 池の救済方法について
- 2020/05/28
皆様こんにちは。
kinogolfの賀光(かこう)です。
池に入れたあと、焦って救済方法をあまり深く考えることなく次のプレーをしてしまったことはありませんか?
そんな時、もしかしたら不利な状況からプレーを再開している可能性があります。
本日はそんなペナルティエリア(池、川など)からの救済方法についてご説明致します。
ペナルティエリアには、黄色で区切られたイエローペナルティエリアと赤色に区切られた
レッドペナルティエリアがあります。
ともに、ボールが入ったもしくは、入ったことが確実な場合には一打罰でペナルティエリアの外からプレーを行うか、そのまま無罰でプレーすることを選ぶことができます。
一打罰でペナルティエリア外からプレーをする際の選択肢は
イエローペナルティエリア
❶前のショットを打った場所からプレーする
❷最後にペナルティエリアを横切った地点と
グリーンのホール(ピン)を結んだ後方延長線上にドロップ
レッドペナルティエリア
❶同上
❷同上
❸最後にペナルティエリアを横切った地点から2クラブレングス以内にドロップ、その際ホールに近付いてはいけない
イエローペナルティエリアとレッドペナルティエリアの処置の違いは❸の有無となります。
またペナルティエリア内にボールがある時にも、例えば池が干上がっている時などはペナルティを払わずそのまま無罰でプレーをすることもできます。プロゴルファーが池の浅瀬からウォーターショットをしている所を見たことはないでしょうか。
ちなみに2019年のルール改正により、ペナルティエリア内でもショット前にクラブを地面に付けることが可能になりました。
処置を受けるときにはどこの地点からプレーを再開するべきなのか考えます。
ピンまでの距離、傾斜の有無、芝生の状態などを考慮して救済を受けるようにしましょう。落ち着いて最善の救済処置を取ることでミスを最小限に抑えることが出来ます。
ポイント
①ペナルティエリアからの救済は一打罰
②イエローペナルティエリアとレッドペナルティで受けられる救済方法に若干の違いがある
③そのまま無罰でプレーすることも可能、クラブはソール可能
④救済を受ける際は、選択肢の中から最善の救済処置を選択しましょう