COVID-19 アメリカNY編(インタビュー)

近隣諸国のロックダウン。シンガポールでは色々な噂が飛び交っていますが、Golcyでは既にロックダウンになった近隣諸国在住の方にインタビュー。今回は世界で最も感染者数が多く、今も爆発的に増えているアメリカNYマンハッタンに駐在する日本人ご夫婦にインタビューができましたので、今実際何が起こっているのかを回答頂きました
 
回答者 アメリカ ニューヨーク・マンハッタン在住 A様 (主婦)
 
編集部 Aさん非常に困難な生活の中インタビューありがとうございます。
 
①今の現状を教えてください。
 
完全ロックダウンの数日前から、主人はほぼ在宅勤務になり、数日に一度、最低限の買い物を最寄りのスーパーでする程度。
この一週間でマスクをする欧米人がかなり増え(イメージとしては半数以上)私たちがしていないと(何故しないのか)という目で見られる。それ以来、外出時は必ずマスクをつけるようにした。つけないと襲われそうな雰囲気を感じた。スーパーなどではゴム手袋着用が当たり前。店員さんは家から持って行ったエコバッグには触りたがらない(自分で入れる)
 
 
②在NY日本人コミュニティーの皆様の情報があれば教えてください。
A ほぼ同じ引き篭り生活だと思う
 
③ロックダウンになって一番困っていること
暇と体力を持て余している。せめて歩ければヨガなどを日常的にやろうと話してはいるがなかなか。
主人は暇なので、毎日パター練習をしています。
私はごめんなさい、やっていません。これからやります。(笑)
 
 
④食料などの備蓄はどれくらいありますか。
A  ロックダウン10日程度前から外出禁止になりそうな様子を感じ、備蓄を増やしていたので、スーパーがパニックになる頃には冷凍庫は一杯になっていた。
その頃でも日本食品店は物がたくさんあった。
ロックダウンが報じられてからも少しづつ買い増やし、葉物野菜以外は3週間〜1ヶ月分程度の蓄えを確保(大量のお酒も)
トイレットペーパーは元々、多く買っておく方なので、Amazonにて3ヶ月以上の量を買っていた。水は一応、タップウォーターも飲めるので買ってはいない。
 
⑤地域のセキュリティーは安全でしょうか。
 
A  住まいの建物内は住人以外の立ち入り禁止になった。住まいはタイムズスクエアから10分ちょっとのところなので、歩く人は少なく、本物のホームレスの割合が増え、買い物の帰りは危険。一人では外出しないし、なるべく反対方面の安全な方面へ買い物へ行く。
この数日で夜7時になると医療従事者などの人々に感謝と敬意を表し、ベランダにでて、拍手したり、楽器を鳴らすということが行われている。うちは住宅街というよりは商業地区でベランダのある建物が少ないが、それでも見回してみると行っている人が所々に見受けられる。
一日中聞こえていた車のクラクションは全くなくなり、頻繁だった緊急車両のサイレンもかなり減り、静かになった。
今夜の7時〜医療従事者への感謝の拍手姿は見えませんでしたが、かなりの人たちが参加しているらしく、かなりの音でした。
私はそれを聞いて涙が溢れました。
笑うことがストレス解消になるといいますが、感動で涙を流すのもスッキリします。感情ではなく、自然と涙が流れました。普段のストレスのせいでしょうか
 
編集部 NYマンハッタン在住のA様 非常に明るくお答えいただきましたが、ロックダウンのむずかしさが非常にわかるお答えありがとうございました。