ファースティングにチャレンジ!外出自粛中のそれぞれの過ごし方。

GOLCYをお読みのみなさま、こんにちは。
 
完全断食するぞ~!と気合を入れて始めたものの、4時間後に心が折れてしまった編集部のちいです。
無理はヘルシーの大敵ですからね♡
 
みなさま!6月2日にCircuit Breakerがようやく終了しました~
と言っても、現在は『Stage 1』。
国の対策と住民の協力により、シンガポールの感染状況は徐々に良くなってきていますが、ゴルフや外食、お友達との集会などが出来るようになるまでには、もうしばらく時間がかかりそうです。
 
Circuit Breakerでの強い外出規制の中、時間を有効に使うために新しいことにチャレンジされた方も多いのではないでしょうか?
以前から『断食』に興味のあった私は、この機会に『ファースティング』を行いました。
 
数年前から日本でも注目を浴びるようになった『断食』や『ファースティング』。
『断食療法』とも呼ばれ、美容と健康のために取り入れられることも多くなりました。
 
『断食』と聞くと、なんだかストイックなイメージが、『ファースティング』と聞くと、ヘルシーで美容的要素の強い響きがありますが、実は日本語と英語の違いだけで意味は同じです。
『ファースティング』には様々な種類があるので、順番にご紹介しますね。
 
【ファースティングの種類】
 
まずは『プチ断食』と呼ばれる、健康な人であれば誰でも簡単に始められるものです。
プチ断食の場合は体力の温存を深く考慮する必要はないので、散歩程度の運動は行っても大丈夫です。
また、1週間に1度など定期的に取り入れることにより、ダイエット効果も期待できます。
1.1日の1食だけを飲物のみに変更
2.1日の2食だけを飲物のみに変更
3.半日(18時間)ファースティング
  →睡眠時間を含めた18時間を飲物だけで過ごす。
 
次に、前後に準備期間と回復期間を必ず設ける、1日以上のファースティングです。
ここからは正しい指導の下で行うようにしてくださいね。
4.1日ファースティング
5.2日間ファースティング
6.3日間ファースティング
  →それそれの日数を飲物だけで過ごす。
 
そして、さらに上級者向けの長期間ファースティングです。
参考までにご紹介しますが、誤ったやり方をすると身体に危険を及ぼす可能性があります。
指導を受けていない方や経験のない方は、決して行わないようにしてください。
7.5日間ファースティング
8.1週間ファースティング
9.それ以上長期…(修行?)
  →それそれの日数を飲物だけで過ごす。
 
【ファースティング中のおすすめの飲物】
 
期間中をお水と天然塩のみで過ごす、古典的な方法の『超ストイックファースティング』も存在しますが…
私も経験はありませんし、何より辛そうなので、こちらではおすすめしません。
代わりに、美容と健康にも良いとされているファースティング向けの美味しい飲物をご紹介します♪
 
1.酵素ドリンク
発酵させた果物や野菜から作られているドリンクで、酵素、ビタミン、ミネラルなどの体に必要な栄養素を補充してくれるとともに、適度な糖分で断食中の空腹感を満たしてくれます。
瓶詰めする際の加熱処理の過程でほとんどの酵素が消えてしまうので、熱に強い酵素を使ったものや、無添加&無農薬タイプを選ぶようにしてください。
また、原液を薄めて作られたものや値段の安すぎるものは避け、安全な国で作られた商品をおすすめします。
今はファースティング専用のドリンクもたくさん出ているので、好みのものを見つけてくださいね。
 
2.ミネラルドリンク
酵素ドリンクよりもさらにファースティングの効果を高めてくれる、専用ドリンクです。
体内に必要な栄養素がきちんと届くよう、細かな計算を元に作られていて、高いデトックス効果や脂肪燃焼効果が期待できます。
 
3.野菜ジュース
生野菜や新鮮な果物を使ったスムージーもおすすめです。
ただし、果糖(果物に含まれる糖分)の取り過ぎには注意してください。
 
4.お味噌汁
期間中は、具材や固形物の入っていないもののみを飲むようにしてくださいね。
 
5.ハーブティー
リラックス効果のあるハーブティーは、食べれないストレスを和らげてくれます。
ファースティング中は、カフェインの入っていないタイプを選んでくださいね。
睡眠前などに摂取すると、安眠効果も得られます。
 
6.お水 ※必須です。
ファースティングの目的の1つに『デトックス』があります。
デトックス効果を高めるために、ファースティング期間中はたっぷりのお水を取ってください。
1日2リットル以上が理想です。
 
 
【2日間ファースティングの一例】
 
今回私が行ったファースティングは、2日間ファースティングです。
ファースティングの内容は、体調や好みに合わせて自由に組み立てることが出来るので、下記を参考にしながらアレンジしてみてくださいね。
 
前 日(朝):柔らかいパンと牛乳
前 日(昼):高カロリーなものを避けた消化の良い食事
前 日(夜):果物、野菜、お粥を中心とした消化の良い軽めの食事
→感想:就寝時はやや緊張がありました。完遂できるかやや不安…
 
1日目(朝):野菜ジュース
1日目(昼):お味噌汁
1日目(夜):お水と天然塩
→夕食後(?)は少し空腹感がありましたが、楽しく早めの就寝。
 
2日目(朝):遅めに起床、お水と天然塩
2日目(昼):お味噌汁
2日目(夜):野菜ジュースとハーブティー
→食べ物のことを考え始めますが、早く翌日になるように、早めに就寝。
 
3日目(朝):遅めに起床、お味噌汁
3日目(昼):リンゴ1/2個をよく噛んで摂取
→びっくりするほどリンゴが甘く感じました!これはファースティングの効果です。
 
3日目(夕):リンゴ1/2個をよく噛んで摂取
→固形物を口にしたあたりから、デトックス効果も見られ始めます。
 
3日目(夜):消化の良い軽めの食事を、しっかりと噛んで摂取
→色々なものを食べたくなりますが、もう少し我慢です。
 
4日目(朝):柔らかいパンと牛乳
4日目(昼):消化の良い軽めの食事を、しっかりと噛み摂取
4日目(夜):高カロリーなものを避けた消化の良い食事
→夕食時、揚げ物などは避けましたが、他は通常とあまり変わらない内容でした。
 5日目からは、通常通りの食事に戻りました。
 
【ファースティングの際の注意点】
 
ファースティングは正しい指導の下に行わないと、効果が出ないどころか、身体に悪影響を及ぼします。
下記の注意点を必ず守り、
 
1.無理のないスケジュールで行う。
トレーニングにおいても、無理は逆効果です。
特に女性の場合は月経周期との調整を行い、身体に無理のないスケジュールで行ってください。
 
2.準備期間と回復期間を設ける。
ファースティングを始める前には、準備が必要です。
そして準備以上に大切なのが、回復期間です。
開始前は消化の良い食べ物を取り、徐々に体調を慣らします。
また、終了後は突然高カロリーなものを摂取したりせず、消化の良いものから順に、少しずつ固形物を増やすようにしましょう。
カフェインやアルコールなどの刺激物も、期間中は避けた方が望ましいです。
 
3.期間中はお水をしっかり摂取。
たっぷりのお水を飲む目的は、デトックスと脱水症状を防ぐためです。
ファースティング期間中は食事から水分を取ることが出来ないので、脱水症状になりやすい状態が続きます。
脱水症状を防ぐためにも、たっぷりのお水を飲んでください。
 
4.健康な状態で行う。
身体の健康状態が良好でない人や、医師に止められている人は、元気になられてから行ってくださいね。