記事77 シンガポール マレーシアとの国境再開には、段階的なアプローチをとる必要がある

シンガポール

シンガポールのビビアン・バラクリシュナン外務大臣は、マレーシアとの国境を再開する際に、開いたときの感染リスクが必然的に高まる可能性を考慮して、いきなり通常のプロセスに戻すのではなく、COVID-19テストとコンタクトトレースなどの適切な対策を講じて段階的に開放してゆく可能性が高いとは述べた。
 
先週マレーシア政府は、COVID-19のスクリーニングとhome quarantine(自宅待機)の必要なしにシンガポール人がマレーシアに入国することを許可されるかもしれないが、その際、マレーシア人に対してもシンガポール入国に対して同等の許可が得られるべきだと述べていた。
これに対しシンガポールの外務省は、両国の市民を保護するために、両国間の移動に関する二国間協定には相互に合意した公衆衛生の手順を含める必要があると述べていた。
 
また、バラクリシュナン博士は、COVID-19の大流行を通じて、シンガポールとマレーシアは非常に効果的に協力してきていると強調している。
両国は、あらゆるレベルのリーダーシップで、昼夜を問わず、多くのやり取り、電話、テレビ会議が行われていて、非常にコミュニケーションが取れている状況で、信頼関係は深まっていると述べました。
 
以前のように、シンガポールとJB間を行き来できるようになるには、もうしばらくかかりそうですね…
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